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よくあるトラブル

太陽光発電システムのトラブルについて

太陽光発電システムはここ数年で多くの家庭に設置がされてきました。
多くの需要が生まれた結果、知識や施工技術がない業者も設置事業に参入してきて、トラブルが非常に増えてしまいました。

契約前にトラブルになりやすいポイント

今すぐ契約

今日契約してくれれば○○円でやります!とか今日契約してくれなければ補助金が取れません!などの今日契約しないといけない理由をとにかく説明する業者。

設備認定の関係などで早めに契約を行ったほうが良いタイミングは確かにありますが契約をあせらせるのは少し考え物だと思います。
営業や設置会社の都合でせかさせていることも考えられるので検討を行った上で返事をするようにしましょう。

売電費用ですべてまかなえる

太陽光発電は売電ができるのでその金額で設置費用をすべてまかなうことができます!そのためお金は一切要りませんよ。

お金が要らないことを必要以上にアピールしてくる業者がいます。
クレジット契約を使えば月々の負担は軽くなり、毎月払うクレジット費用を売電価格が上回る可能性は確かにあります。
しかし、一般家庭に設置できる太陽光発電システムの容量は通常10kW以下のため、自分たちで使った分を引いた余剰電力しか電力会社に買ってもらうことはできません。

余剰電力の買取の場合、よほど自宅の電気を使わなかったなどの理由がない限り、売電費用ですべてまかなうことは難しいと思われます。
電気料金と売電収入のシミュレーションを作成してもらい、どれくらいの節電になり収入になるのかを計算するようにしましょう。

工事に関するトラブル

雨漏り

太陽光発電システムを設置した後に雨漏りが起こった!

太陽光発電システムの設置を行う業者は屋根に精通している業者が望ましいです。屋根に上ったことがない業者やそもそも工事に関する知識がほとんどない業者に依頼を行ってしまうと、このように雨漏りを誘発してしまう一因になってしまいます。

雨漏りが起こった場合、原則工事会社の工事保証を適用して直すことになりますが、このようなトラブルを起こす会社の多くは雨漏り発生後放置をしたり、直しに来ても具体的に雨漏り箇所を特定できず何度直しても雨漏りが直らないということもあります。

屋根に精通した業者を選ぶことがポイントといえます。

保証に関して

太陽光発電システムは保証が充実しているので何かがあってもメーカーが対応してくれるので大丈夫です!といわれて契約したが実際にトラブルがあった際にメーカーに確認したところ保証の適用外の工事方法をとられているので保証ができない!

このようなトラブルも多いです。
施工業者の知識や経験が浅いことによって起こるトラブルですが、パネルメーカーの保証は確かに充実していますがすべての問題に対して対応してくれるわけではありません。

施工会社がいい加減な工事を行っているとパネルメーカーは保証を行わないのです。
メーカーは施工会社が撮影した施工写真を元に保証書を発行します。
この写真の撮り方次第ではどのような工事を行っていても保証書の発行につながってしまうのです。
トラブルがあった場合、メーカーの担当者が現場を確認することで保証の適用がであったことが発覚してしまい、保証の対象外になってしまうのです。

この場合、工事会社の保険を使って保証を行わないといけないのですが設置業者がつぶれてしまっているとお手上げになってしまいます。

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